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医薬品をネット通販?販規制改革会議が全面解禁求める見解 [健康と医学]

政府の規制改革会議(議長・岡素之住友商事相談役)は8日、内閣府で会合を開き、一般用医薬品(市販薬)のインターネット販売を全面解禁するよう厚生労働省に求める見解をまとめた。安全性確保を含む制度的枠組みを遅くとも半年以内に整備すべきだとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000090-mai-pol

前にクイズ番組でやってました。「ネット通販では、いろんなものが売られているが、次のうち販売が禁止されているものはなんでしょう?」みたいな。薬がネット通販できないとは言っても、、薬っていろいろありますよね。使い方を間違えると毒にもなる可能性のあるものから、そんなに目くじら立てなくてもいいんじゃないかなってものまで。サプリメントだって、薬です(サプリメントは売ってますね)。

ネット通販で問題になるのが、副作用のリスクのある薬。

09年施行の改正薬事法では、一般用医薬品(いわゆる市販薬)を副作用リスクの高い順に3つに分類したそうです。毛髪用薬の一部のものなど、特に注意すべきものを1類。風邪薬や頭痛薬などを2類。整腸薬やビタミン剤などを3類。厚生労働省令は、このうちの1類と2類を、薬局などでの対面販売限定として、ネット通販での販売を禁じたんだとか。

全面解禁ということは、副作用リスクの高い1類と2類の販売解禁ってことでしょうね。

個人的には、インターネットで薬を買うってことに、良いイメージをもてません。偽の薬が販売されるイメージが大きいです。テレビコマーシャルをしているような有名どころの薬だけが売れて、聞いたこともないような怪しい薬は売れないのかな、って思います。たとえ、症状によっては無名の薬の方が効果があったとしても。

ネット通販で薬を販売する方向になるのなら、購入する人が安心できる仕組みをじっくり考えてもらいたいものです。半年以内っていう期限を切るのもいいんですが、突貫工事で半年以内にまとめて、穴だらけで問題になるよりも、時間がかかっても、じっくり仕組みを構築してほしいですね。体に影響するものですから。

政治的や経済的にどんな裏事情があるのかわかりませんが、そもそも無理してインターネットで薬を売る必要はないんじゃないかな、って思うんですけどね。


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