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地震予知 異例の判決 [生活と文化]

地震予知に関する異例の判決が出たようです。

地震大国の日本に住んでいるからには、地震は他人事じゃありませんよね。数年おきに大きな地震に見舞われているから、地震には敏感になってしまいます。地震の予報は、すぐに知りたいんと思うんですが、「予報が混乱しないかな」って思うニュースがありました。

2009年にイタリアで地震があったんですが、その地震について、「危険性を警告しなかった」という理由で、実刑判決が下ったんだそうです。実刑判決を受けたのは、イタリアの地震予知の専門家ら7人で、禁錮6年の実刑判決なんだとか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00001341-yom-sci

ただ、この判決には、国外からも非難の声があるようです。地震予知のあり方自体に、影響しかねない判決ですからね。

わたしのような庶民からすると、地震が起こりそうなら、一刻も早く予報を入れてもらいたいものですが、「その予報は誰からくるの?」ってことが問題になってしまいます。専門家の人たちは、警告をしないと罰せられてしまうんですから、警告を発信せざるを得ない。地震予知の研究だけではなく、予報も発信しなくちゃいけない事になるんですかね。

地震予測がわたしたちの手元に来るまでのシステムはよくわかりませんが、たぶん、地震の予知を研究する人と、地震の予測を国民に発信する人って、役割が違うと思うんです。専門家までが実刑判決を受けたこの裁判によって、このあたりのシステムが変わってくる可能性があるんですよね。

地震予報が遅れたり、混乱したりしないことを、ただただ願うばかりです。


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